福井県警 10月31日付 2025/10/31
【警視】
▽警務部付(交通規制課長)竹内貫二
「『血祭りにあげてやる』首を絞めて揺さぶる 福井県警の50代男性警視『カッとなってやった』職員への暴行とパワハラで停職1カ月』」
福井県警は31日、職員に対する暴行やハラスメント行為があったとして、本部に所属する50代の男性警視を停職1カ月の処分にしたと発表しました。県警によりますと、7月初旬、男性警視の所属する部門から、ハラスメントの窓口である警務部門に通報があり調査したところ、暴行1件、ハラスメント7件が判明しました。暴行の被害を受けたのは男性警視と同じ部門に所属する50代の男性職員で、6月下旬に首を両手で絞められて体を数回揺さぶられたということです。男性警視は「業務上の連絡がなかったことからカッとなってやった」と行為を認めているということです。被害にあった男性職員は8月中旬に被害届を提出しました。
また、ハラスメント被害にあったのは同じ部門に所属する40代から50代の男性職員1人と女性職員3人で、書類の不備などを指摘し「血祭りにあげてやる」などを威圧的な発言をしたほか、ハラスメントの噂が流れていることを聞いて「注意してきたやつの名前を言え」などと発言したということです。男性警視は一連の事案について「申し訳ないと思っている」と述べているということです。
福井県警はこの男性警視を10月31日付で停職1カ月の処分としました。今回の事案を受け、警務部長は「被害にあった職員はもとより県民の皆様には深くお詫び申し上げます。意識改革を再徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。(福井テレビ 10月31日)
「勤務中に同僚の首を絞め暴行 福井県警50代男性警視を略式起訴 本人は辞職の意向示さず」
勤務中に同僚に暴行を加えたとして9月に書類送検された福井県警本部の50代男性警視について、福井地方検察庁は略式起訴したことを明らかにしました。県警によりますと、本部に勤務する50代の男性警視は、同僚の50代男性職員から業務上の連絡がなかったことに腹を立て、この職員の首を両手で絞め揺さぶったとして暴行容疑で9月に書類送検されました。福井地検は4日、10月末付けで男性警視を暴行の罪で略式起訴したと発表しました。県警監察課によりますと、男性警視は4日の時点では辞職の意向を示していないということです。(福井テレビ 11月4日)